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The Trial: Riwaka
Hazy Double IPA / 8.0% ABV
w/Freestyle Riwaka LM12, Freestyle Riwaka PM12, Riwaka, Motueka, Mosaic & Mosaic CRYO
---前回までのあらすじ---
ハイホップ評議会の残忍な洗脳を目論んだ強制ブルーイングが決行された!しかし例のHop Dudeは、またしても反抗し再び罰を受けることに。この行動には彼のどのような信念が隠されているのだろう?
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協議会室には多くの見物Dudeが押し寄せていた。室内は囁き声で溢れている。裁判官が木槌を打ち付け、室内が張り詰めた空気に囚われた。結論が出たらしい。
「君にはホップから離れてもらう」
この恐ろしい判決により、どよめきが立ち込めた。なんと麦芽の仕込みを命じられたのである。またしても更生に向け作業を淡々とこなす日々。とてつもない疲労が彼から信念を奪おうとしていたが……しかし、目は全く淀んではいなかった。
Riwakaの大量投入により、室内は濃霧が立ち込めるHazy状態となっていた。そして隣のタンクでは、3回目のドライホッピングが行われようとしている。これは公にされる事はない、協議会が秘密裏にしている工程だ。
その時だった。彼は一瞬で隠し持っていたMosaicを投げ込んだ!またしてもエラー音が鳴り響くかと思われたが……機械は沈黙を貫いたまま。彼の芸術的なドライホッピングに、無機物すらも感銘したのかもしれない。
麦芽の仕込みをしながら彼は呟いた。
「ビールは自由であり、常にホップ自身の選択によって行動すべきだ」
今回メインで使用したRiwakaホップは @freestylehops のRiwaka LM12やPM12※などロット違い・メーカーの異なるものを採用。さらに柑橘感を高めるためのMotuekaと、相性の良いMosaic(T90・CRYO)をふんだんに使用した。
※LM12…金柑やマンゴーのような印象
※PM12…ピンクグレープフルーツや金柑、ネクタリンのような印象
オレンジやレモン、グレープフルーツを連想させる狙い通りのシトラスアロマ全開。ピーチやマンゴーのようなストーンフルーツに、トロピカルなニュアンスも感じられ、穏やかな甘さに苦みの効いたシルキーな飲み口に。
Indicted by the High Hop Council for using Riwaka “of excess intensity.” The latest round of politicized legal battles is targeting purportedly illegal usage of tropical/dank lupulin sensory, particularly when coupled with notes of citrus and concentrations of pineapple / passionfruit. The Trial: Riwaka is a hazy IPA bursting with bright orange aromas, drinking dangerously easy and finishing incredibly dry.